仕事を突然解雇された。
幸いと言うべきか私は独身のため、自分が食える稼ぎさえあれば良い。
解雇されて最も困るのが泊まるところ、社宅から出ていかなくてはならず、困った私は低料金で利用できるネットカフェへ行きました。
ネットカフェの客は若者ばかり、いつまでもネットカフェに居るわけにはいかないため、店のパソコンを使って職探し。
年齢的に仕事は少なかったのですが、スグにでも入れる寮を完備した工場があり、そこで働くことになりました。
工場の仕事はスグに慣れたのですが、寮に居るのは若者ばかり。
年下だと新人はパシリにされるのでしょうが、年上だと相手にされない。
他の者はリビングルームで楽しくしているのですが、相手にされない私は自分の部屋に戻り、ネット動画を見て時間を潰すしかありません。
再就職から1ヶ月が経ち、給料を貰った若者らは繁華街に繰り出すのだが、私のことなど誰も誘ってくれない。
1ヶ月で動画は飽きてしまった、他にやることがない私は出会い系サイト「ワクワクメール」を使ってみると、数人の女性から返信が届きました。
同サイトのプロフィールには私が中年男性であることは載せてあるため、返信をくれた女性の目的は「お金」。
お金を支払えばエッチをさせてくれるらしいのだが、お金を支払うくらいならテクニックを有するプロの女性とエッチをしたほうが気持ち良い。
返信をくれた女性の中で唯一私より年上だったのが、50代前半のA子(仮名)でした。
A子、「仕事は慣れましたか?」
私、「ブログを見てくれたんだね」
私はブログをしており、ブログには再就職したことなど私のことが沢山書いてあり、画像の項目をクリックすれば私の容姿が分かるようになっています。
私がブログをしている理由は、出会い系サイトに役立つから。
メッセージでは伝わらないことでも、ブログだと画像や動画も載せられ、私のことを知ってもらうには便利。
出会い系サイトのネックは、会ってみないと良い人かどうかは分からないこと。
しかし、ブログを見れば私が危険人物でないことは分かってもらえる、ブログには酒が旨い店の情報も載せており、それを見たのか
A子、「私も〇〇(居酒屋)へ行ったことあるよ」
私、「給料が入ったから、いつでも奢るよ」
A子、「私、貴方より年上よ」
私、「僕が年下と分かって、貴方はメッセージをくれたのでしょ、年下ではダメ?」
A子、「貴方が良いなら、私は構わないわよ」
待ち合わせ場所は〇〇(居酒屋)の前、その日は雨が降っていたため、濡れてまで来ないと思っていたのですが、待ち合わせ時間の5分前に私が着くと既に彼女は居ました。
声を掛けて来たのは、ブログで私の容姿を知っているA子。
A子、「雨、止まないですね」
私、「はじめまして」
軽く挨拶をしただけで目的の居酒屋へ、通されたのは障子で仕切られた個室。
私、「遠慮しないで飲んで下さいね」
A子、「大丈夫、転職したばかりでしょ」
私、「寮に暮らしているので、生活費は掛からない」
A子、「でも、給料から生活費は引かれるのでしょ?」
私、「生活費が引かれるから、お金を残す心配をしなくて良いの」
気を遣ってくれたのか、彼女が頼んだのは飲み放題コースだったため、沢山飲んでも支払う料金は同じ。
私、「大丈夫ですか?」
A子、「飲み放題なのだから、遠慮するのはもったいないわよ」
私が心配したのは彼女の体のこと、案の定、飲み放題の時間が終わる前に
A子、「酔ったかもしれない」
私、「タクシー、呼びますか?」
A子、「大丈夫、バスで帰れるから」
支払いを済ませ居酒屋を出ると、酔った彼女はサラリーマンに口説かれており
私、「何をしているの?」
サラリーマン、「ちぇっ!男がいるのか」
酔って1人では歩けそうにないため、彼女に肩を貸してあげると体が密着。
バス停までは酔っていなければ徒歩5分と掛からないのですが、肩を貸してあげても酔って真っ直ぐ歩けない彼女。
バス停に行くまでにはタクシー乗り場があり、千鳥足の彼女を連れていると、タクシーのドアが開くのですが乗らない、暫く歩くとカラオケ屋の前を通り、その時、「オッサンじゃん」。
声を掛けて来たのは同じ寮に住んでいる若者3人、
若者、「オッサン(私のこと)、その女と何処へ行くの?もしかして、アソコ?」
若者が指差すのはラブホテル。
私、「違うよ、バス停だよ」
若者、「その女、酔っているんだろ、やっちゃえば良いじゃない」
私、「彼女はタダの飲み友達」
若者、「友達でも、その女、酔っているんだろ?やっちゃえば良いじゃない」
酔っていても若者の話していることは理解出来ており、
A子、「子供は早く帰りなさい」
子供扱いされた若者は、3人とも表情が変わり、
若者、「おねえさん、一緒に飲まない?」
私、「ゴメン、彼女、酔っているんだ」
若者、「オッサンには聞いてねえよ」
私、「・・・」
A子、「彼(私のこと)がオッサンなら、私はオバサンよ、オバサンと飲んでも良いの?」
若者、「俺達は全然OK」
私はノリ気では無かったのですが、私とA子は若者達とカラオケ屋へ。
カラオケルームには防犯カメラが付いているため、いくら何でも部屋の中で若者達は変なことはしないだろう。
私は彼女の酔いが醒めるよう冷たい飲み物を買いに行き、そして部屋に戻ると、防犯カメラの死角になるところで彼女は若者達に洋服を脱がされており、これはマズイと思ったのですが、若者の1人に睨まれ部屋には入れず。
ここで彼女を助ければ私の株が上がることは確実なのですが、若者達にボコられるのも、また確実。
彼女とは、その日に会ったばかりで、彼女に対して情はない。
ここは見守ることがベターと思い、部屋の外から見ていると、彼女は3人の若者に代わる代わるペニスをハメられていました。
彼女に合わす顔がないため、私は彼女を置き去りにし寮に戻ると、私が帰ってから30分後、若者達も帰って来ました。
若者達に見せられたのはA子のハメ撮り動画、3人の若者に代わる代わるペニスをハメられているA子は悶えていたため、私は安堵。
その日は、その動画をオカズにしました。